5.06.2014

ヒマラヤ日記 12日目


今は翌日の朝5時30分。ロッジで起きた所です。昨日は、チャメからピサンという街まできました。標高は3200mほど。先を急ぐというよりもゆっくりと歩いて、2時頃には村に着きました。チャメからの道は、様々な年代の人たちが多く歩いています。人の多さと、若い世代の多さは、マナスルサーキットとは全く違います。途中出会ったスペイン人のカップルが、トレイルの風景をユタ州(アメリカの)みたいと言ってました。確かに、乾いた感じとか雰囲気が、まるで西部劇の舞台のようです。乾いた暖かい天気に風がとても気持ち良い小春日和な一日でした。ガイドさんいわく、この時期のアンナプルナサーキットは午後から強い風が吹くそうです。


 翌日のマナンまではジープロードだった(このジープどこから入ったんだろう。)




 ものすごくでかい一枚岩上まで2000mぐらい?

 有名トレイルなので、ときたま露天出している人がいる。

 有名トレイルなだけに道は人が多い。

 ピサンの村は、川沿いのローピサンと、山の斜面にあるアッパーピサンに別れてます。僕達は、ローピサンに泊まり、ゆっくり休んで(フレンチフライにビールを呑んで)から、アッパーピサンを見学しに行きました。村に生えていた林檎の木が桜のように可愛らしく、今年花見が出来なかった事を残念に思い出しました。100m程綺麗な道を上がるとアッパーピサンです。今日は、お祭りらしく太鼓の音が聞こえてきます。村の男衆が集まって、弓を打ってました。時には唄い、時に踊り、交代で二本づつ30m程離れた、缶詰程の小さな的を狙うのです。多分この的に当たるまでずっと弓を交代で打ち続けるのでしょう。弓を見た後に、村の1番上にあるゴンパ(チベット仏教のお寺)を見学しました。とても綺麗なお寺で、見学者にレモンティーを振舞っていました。このお寺の真正面から、アンナプルナ2峰が目の前にそびえ立っています。物凄く美しく、大きく、偉大な風景です。マナスルサーキットとはまだ違った魅力に溢れたユルハイクな一日でした。




 アッパーピサン 
もし次回くるなら、アッパーピサンに泊まって、山沿いからマナンに抜けたい。


 アンナプルナ2峰


宿は満杯で、遅めに食事を取りました。
今日ガイドのスバシさんと別れる予定なので、他のガイドさんと一緒にロキシー(ホットウォーターと言い張っていた)を呑みつつ今後の注意点など色々と伺いました。