5.24.2012

関西・東海の山と道の展示会ツアーがはじまります。

今週末から、関西、東海地方の山と道の展示会ツアーがはじまります。
会場では、展示会用に用意していた山と道サコッシュ、U.L.Padシリーズの販売も一部行う予定です。

5月27日(日)は、スカイハイマウンテンワークスにて12時から19時まで開催を致します。
神戸近くの芦屋を拠点にしたお店です。

僕たちがスカイハイマウンテンワークスに行くたびに楽しみにしている場所をご紹介させていただきます。
どちらもスカイハイマウンテンワークスにお邪魔する度に同店のオーナーの北野さんが連れていってくださるとっておきの場所です。


おとめ塚温泉

関西に行くたびにブログでもアップしてますので、ずっと読んでいる方は既にご存知だと思いますが、おとめ塚温泉を抜きに僕はスカイハイマウンテンワークスを語れません。ここで、温泉の面白さを北野さんに教えてもらったようなものです。
銭湯感覚のおとめ塚温泉で、水風呂の気持ち良さを徹底的に教わりました。そして、温泉に入るのにミネラルウォーターを持って入るようにもなりました。地下から汲み上げた水風呂と温泉を何度も行き来しながら、乾いた身体に水を流し込む。その繰り返しで、あっというまに2時間ぐらいが過ぎてゆきます。

EL DOMINGO GRANDE

温泉の後は、エル ドミンゴ グランデ。メキシコ料理屋にいつも連れて行ってもらいます。大概いつも、このお店にきて1時間程で帰りの新幹線に乗る為に泣く泣く店を出る事が今の所、定番(?)のコースとなっています。今回は時間を気にせずに食べにいきたいな....と思っております。ここは、お店の雰囲気、人の気質、料理が最高です。早くここのタコスが食べたい....。

遠くからお越しの方は、ぜひ神戸観光も楽しみながら遊びにいらしてください。
僕よりもスカイハイマウンテンワークスの北野さんが最高のスポットを教えてくれるはずです。六甲の山の麓にお店がありますので、六甲山も歩いてすぐです!

*ブログをアップしてスカイハイマウンテンワークスのブログを覗いてみたのですが....やはりというかスゴ過ぎます....。


6月2日(土)に開催するモデラートさんは、今回はじめて訪れるお店になります。お店のある三重県の四日市市の近くには、鈴鹿山脈があります。一度御在所岳を父と訪れた事があるのですが、花崗岩で出来た御在所岳は、岩場も多く、印象としては屋久島を思い出しました。岩と山のコントラストの雰囲気が似ているのです。ロッククライミングも盛んらしく、僕が歩いたときにも、クライミングしている方がいました。山の頂上はロープウェイや道路が通っており、少し観光地的なにぎやかさを残念にも思ったのですが、山はとても魅力的だったと記憶しています。その時は、父と沢沿いにあがり、途中からバリエイションで、山菜を摘みながら山を登って行った事を楽しく思い出します。

今回はじめて訪れるモデラートでどんな出会いがあるか、今からとても楽しみにしています。


5.20.2012

山と道サコッシュ 夏の新色カラー予約受付中

山と道サコッシュの夏の新色カラーです。
販売時期を6月下旬頃に予定しています。

夏の新色カラーを5月23日(水)まで予約を受付致します。
この期間中はソールドアウトする事無くご注文を受付致します。
*Black x Black のみ継続販売となりますので、予約オーダーの受付をしておりません。










5.18.2012

山と道 Exhibition Tour 次回5月19日(土) GROOVISIONSにて開催

今週19日(土)「山と道 Exhibition Tour 2012 Summer」二回目の展示を行います。
お時間ございましたらぜひお越しください。

2012年5月19日(土) 12:00~19:00 

( Google Mapにリンクしています)





場所は、前職でも大変お世話になり、山と道商品をお使いいただいているGROOVISIONS様のオフィス、GRVの1階をご好意でお借りさせていただきました。


2009年に手塚建築研究所が建築したGROOVISIONSのオフィスビル「GRV」の外観になります。(手塚夫妻の作品集手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ2」掲載)。

お客様のお越しをお待ちしております。









5.13.2012

ハイカーズデポでの展示について




山と道 Exhibition Tour 2012 Summer 
初日ハイカーズデポにご来場いただき誠にありがとうございました!

5月17日(木)午後17:00まで、ハイカーズデポ様のご好意で山と道の商品展示を引き続き行わせていただきます。
お時間ございましたらぜひ足をお運びください。

展示している商品サンプルですが、
大変恐縮ではございますが、以下の点をご注意ください。


山と道 MINI Standard Edition ¥25500(税抜)


以上の4色をスタンダードエディションとして販売を行います。



ショルダーベルトの完成形は、グレーのMINIしか取り付けられておりません。


その他の3色は、固いパッドのままの状態ですが、MINIは、固いパッドをパンチング加工する事によって硬さと柔らかさを同居させています。じかに触っていただけると違いがお分かりになられるかと思います。グレーのMINIには5kg程の荷物を入れて重くしておりますので、実際に背負って試してみてください。




山と道 MINI Custom Edition sample

山と道 MINI をカスタムオーダーをする場合には別途カスタムオーダー料金として〜4000円から承ります。






カスタムオーダー基本料金・・・・・・・・・・・・・・+¥4000  

カスタム内容に応じて以下の金額が加算されます。

フロントポケットのカスタムオーダー
70D PU Coated Ripstop nylon・・・・・・・・・・¥0
CTF3 Cuben Fiber・・・・・・・・・・・・・・・・+¥1500
Dyneema X Gridstop・・・・・・・・・・・・・・・+¥900
70D PU Coated Diamond  Ripstop Nylon・・・・・+¥900

本体生地のカスタムオーダー
SilNylon・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥0

ボトムのカスタムオーダー
Dyneema X Gridstop・・・・・・・・・・・・・・・+¥300
X-Pac VX21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥0

止水ファスナーのカスタムオーダー・・・・・・・・・・¥0


上記のカスタムオーダー
フロントポケット:CTF3 Cuben Fiber
本体生地:SilNylon Black
ボトム:Dyneema X Gridstop
止水ファスナー:Black

カスタムオーダー料金:¥5,800(税抜)
合計料金:¥31,300


山と道 U.L.FramePack ONEは、
下記の3つのサンプルのみマイナーチェンジした新作サンプルとなります
その他の商品サンプルはオリジナルエディションのサンプルとなります。
ご注意ください。



山と道 U.L.FramePack ONE  ¥35,000(税抜)
70d Black  x Sil Navy
重量:480g(背面長51cm / ウエストベルトSサイズ)






山と道 U.L.FramePack ONE  ¥38,750(税抜)
CT9K.18  x Sil Black
重量:474g(背面長48cm / ウエストベルトSサイズ)




山と道 U.L.FramePack ONE  ¥37,250(税抜)
Dyneema X Gridstop Jet Black x Sil Black
重量:530g(背面長54cm / ウエストベルトMサイズ)



オンラインショップの商品掲載が遅れておりご迷惑をおかけしております。
準備が出来次第オンラインにアップする予定です。
宜しくお願い致します。



5.11.2012

山と道 FlamePack ONE 2012

山と道 U.L.FramePack ONE は、
新しい素材の導入。若干のマイナーチェンジを行いました。



山と道 U.L.FramePack ONE 
CT9K.18  x Sil Black
重量:474g(背面長48cm / ウエストベルトSサイズ)

キューベンファイバーというと最軽量の生地という印象が強いのですが、薄ければ薄い程、生地は当然弱くなります。生地は固く、ナイロン素材のような伸びが無いため、力がかかる本体への使用を避けて、外部の衝撃からバックパックを守る為に、外部ポケットに、超強力な引張強度で300Dコーデュラ以上のキューベンファイバーを採用。ヘビーデューティなウルトラライトバックパック。


厚手のキューベンファイバーを採用してますので、良い感じのスケルトン感。
右の荷物を入れても、濃い色が多少入っているのが分かるぐらいです。




山と道 U.L.FramePack ONE 
Dyneema X Gridstop Jet Black x Sil Black
重量:530g(背面長54cm / ウエストベルトMサイズ)


ゴーライトJAMをはじめ、U.L.バックパックの定番生地「Dyneema X Gridstop」
安心して使えるこの生地の採用を望む声をいくつかいただいておりました。
この生地が現在メーカーサイドでも在庫切れを起しており6月以降に入手する予定です。


Dyneema X Gridstop
210デニールの生地に、68kg以上を支える事が出来るダイニーマ糸をリップストップ(裂け止め)とし、さらにダイニーマ糸から45度の角度で二次リップストップグリッドが交差しています。軽量で、非常に強度が高いこの生地は、様々なU.L.バックパックの素材として使われています。また防水の為に軽いPUコーティングが施されています。




山と道 U.L.FramePack ONE 
70d Black  x Sil Navy
重量:480g(背面長51cm / ウエストベルトSサイズ)
従来のシルナイロンと70DPUリップストップナイロンとの組み合わせ。FlamePack ONEのオリジナルスタイルです。


 


ニュージーランドの長いトレイルでずっと歩き続けていると、日本ではさほど気にならなかった事に気がついたりします。

気になった点の一つは、時には5泊以上のハイクで2人分の食料を持って歩いていると、それ相応の重量を背負う事になります。それ相応の重量を背負うには、もう少し、ショルダーベルト、ウエストベルトを強く、上半身の前面、胸骨あたりもガチっと支えたいと思うようになりました。ウエストベルトももう少ししっかりしていても良いかもしれない。ウルトラライトの2、3泊のハイクであれば、さほど気にかかる事は無いかもしれません。


シンプルで気持ち良いバックパック

MINIと平行していくつもの試作を作りテストを行ってきました。
ショルダー・ウエストベルトのデザインの見直しから、数多くのパッドのテスト。
それぞれのパッドを硬くしたり、厚みを増したりすると、その分、荷重が効果的に作用する反面、パッドのアタリが気になったり、痛みや、不快感が増す結果になったりと。様々な結果がありました。中には、不快感も少なく、ガッチリと身体に荷重出来る今後別のバックパックで検討したい方法などを見出したりもしましたが、試作テストを進めれば進める程、ONEとはなんだ。という所に立ち戻る結果となりました。ニュージーランドを長く歩く中で、気がつき、テストを繰り返す中ではっきりと意識出来るようになったのは、シンプルで使いやすく、背負い心地など、ONE独自の「気持ち良さ」こそが魅力の本質だと認識する事が出来ました。

 それによってそれまで変更してきたウエストベルトなどを元のデザインに戻したりと、必要最低限の変更に止める事にしました。時間をかけて作ってきたFlame Pack ONEの本質を踏み外さないように、変更した内容は以下の通りになります。



より背負える快適なウルトラライトバックパック

ショルダーベルトの幅を若干長くして、デザインを若干変更しました。
ショルダーベルトに使われているパッドを、現状使用しているパッドよりも若干固めのパッドに変更し、厚みを1mm増しています。
ショルダースタビライザーの付け位置を胸骨に荷重がかかるように変更。
MINIと同じく、片手で止められるスターナムストラップに変更。その他、コードエンドストッパーなどもより軽くなった新しいパーツに変更。


荷物の横揺れを軽減する為に、バックパックの背面の横幅を左右2cmずつ全体で4cmを削る。これにより、ONEの最大容量が減る事になりました。



よりシンプルに快適に使いやすいように、歩きながら、サイドコンプレッションコードや、サイドポケットのコンプレッションコードを引けるように改造しました。



*ウェアなどで見られる手法ですが、コードストッパーをバックパックに縫い付けています。引っ張る事で、片手でのコードを引く事が出来ますが、コードを傷つける事にも繋がります。


トップ部分の開口部に使っている1.5mmのポリエステルコードから、硬さのある2mmのロープに変更しました。開口部のコードの取扱いがより楽になりました。


ウエストベルトのパッドを変更しました。3mmの高強度のパッドと、7.5mmの従来のフィット感が優れているパッドをあわせました。3mmの高強度のパッドが、ガッチりと腰に荷重を伝えます。


ショルダー、ウエストそれぞれ、カラビナ等の付属物を取り付け易いように、たわみを作っています。




荷物の出し入れから、背負うまで、立ったままで、スピーディに行う事が出来ます。
使い勝手、バックパックの背負い感など、気持ち良いバックパックがONEの魅力です。



5.10.2012

山と道 NEW BACKPACK "MINI" 25L

山と道 MINI 25L

Standard Edition 
推定重量 287g(付属品含まず/確定数字ではございません。)
本体:1.3oz Silicone Coated Ripstop Nylon (aka SilNylon)
ポケット:70 Denier PU Coated Ripstop nylon fabric
サイドポケット:LYCRA TAFFTA
ボトム:X-Pac VX21
背面:3D Mesh, 200 denier coated nylon Oxford.
止水ファスナー:YKK AQUAGUARD

Custom edition sample
推定重量 重量:272g(付属品含まず/確定数字ではございません。
本体:1.3oz Silicone Coated Ripstop Nylon (aka SilNylon)
ポケットCTF3 Cuben Fiber / CT3.5k.18 Black color 
サイドポケット:LYCRA TAFFTA
ボトム:Dyneema X Gridstop
背面:3D Mesh, 200 denier coated nylon Oxford.
止水ファスナー:YKK AQUAGUARD





山と道 MINI Standard Edition Black

山と道 MINI Standard Edition Gray

山と道 MINI Standard Edition Red

山と道 MINI Standard Edition Navy

山と道 MINI Custom edition sample




はじめて試作品を製作してから長い時間をかけてブラッシュアップしてきました。
先日歩いてきたTe ARAROAを中心としたニュージーランドのトレイルでは、 Yumiは全行程575kmをこのMINIの試作品を背負って歩きました。そこで得た経験を元にさらにブラッシュアップしたのが山と道の新しいバックパック"MINI (ミニ)"です。

MINIで目指したのは、ハイカー、バックパッカーの為の、使える小型バックパックでした。
25Lとはいえ、デイハイクだけでなく、U.L.装備であれば1泊、2泊のバックパッキングも十分に出来る容量を持っています。そうなると当然重量はある程度嵩む事になります。重量でいえば5kg~8kgぐらいでしょうか。MINIもFlamePack ONEと同じく、ある程度の重量を快適に、そして、気持ち良く、どこまでも歩いていきたくなるようなバックパックを目指しました。

 シンプルな小型バックパック

MINIのデザインは、シンプルに基本ショルダーベルトで背負うスタイルにしました。ショルダーベルトに内臓しているパッドの硬さと、厚さに随分と試行錯誤を繰り返しました。
 固めのパッドを使用しているバックパックというと、思い浮かぶのは、U.L.バックパックの元祖、Ray way BackPackです。ここから全てのU.L.バックパックがスタートしたと思うのですが、このRay way BackPackは、基本シンプルにショルダーベルトのみで背負うスタイルで、固めのパッドでがっちと上半身に荷重する形になっていました。一度背負ってみると、パッドの硬さが気持ちよく。重量を上半身全体で荷重出来るのを実感出来ます。しかし、長時間背負っていると肩の痛さが気になる人も多かったようです。MINIでは、硬さの中に柔らかさを表現する為に、パッドにパンチング加工を施す事で硬さと柔らかさを同居させる事にしました。

 何故固いパッドなのか?

ニュージーランドでロングハイク中、バックパックに関していくつかの直感を得る事が出来ました。帰国してから試行錯誤の末に気がついた事の一つは下記の通り。

 「バックパックは、極論全て鋼鉄製で出来ていれば良い。」

バックパックの理想は全てが固く、背面だけでなく、ショルダーベルトも、ウエストベルトも、袋も全てがフレームのように固い事では無いかと思いました。でもそれは、僕たちが重さも硬さも感じる事が無い鋼鉄製のロボットで出来ていればの話です。僕たちがもし、ロボットのような身体を持っていれば、バックパックを身体全体で効率的に荷重する事が出来るのではないかと思います。

実際には、僕たちは重たいものは背負えないし、バックパックが固ければ、身体を痛めてしまいますし正直苦痛です。僕たちが快適に背負えるように、バックパックを”人間”にあわせて、柔らかくし、軽くし、フィット感を良くして気持ちよく背負えるようにする必要があります。登山靴でも同じような議論はあるかと思いますが、道具としての効率性と、使い勝手とのバランス。使用用途など、どんなコンセプトで作るのか各メーカーのセンスが問われるのではないかと思っています。

 山と道 MINIでは、固く薄いショルダーベルト2本で気持ちよく荷重が出来るバックパックとして仕上がっています。

これは25LのMINIだから選択出来た事でした。パッドが固い事によって”背負える感”の気持ちよさと、柔らかい”フィット感”とのバランス。FlamePack ONEでも固いパッドをテストしましたが、固いパッドは十分に荷重が出来て背負えるのですが、冬山装備の重たい重量ともなると、肩への食い込みが気になりますし、腰荷重と上半身全体での荷重との"
気持ち良さ"のバランスが正直難しい。なんだか「気持ちよくない。」と思う結果となりました。
 MINIは、25Lという小型バックパックという事もあり、重くても8kg程のパックウェイトでみなさんが使われる事を想定しています。これぐらいの重量であれば、肩への食い込みがさほど気になる事も無く、ショルダーベルトの硬さによる不快さよりも、上半身全体に気持ちよく荷重が出来る”背負える感”の気持ち良さの方が勝ると思います。

とここまで書いてみましたが...実際に背負ってもらっても、ここまで感じてもらえるものか。普通のバックパックじゃん。と思われる方が多いかもしれません。



 U.L.バックパックのオリジンスタイル

背面には、付属品としてミニマリストパッド(45 x 90 x 0.5cm)を四つ折りにして入れています。背面にカーボンフレームを入れるか迷いましたが、基本的な構造は元祖U.L.バックパックと同じにしました。四つ折りにしたパッドがバックパックのフレームの変わりになる構造になっています。先述の話であれば、背面も硬さが有った方が構造的には背負えるのですが、〜8kg程のパックウェイトであれば四つ折りのミニマリストパッドが背面に入っているだけでも十分だと思い、固い部分はショルダーベルトのみとしました。

ミニマリストパッドは、MINIのフレームであり、背面パッドであり、時にはスリーピングマット(もしくは補助)としてお使いいただけます。僕はこのシステムにBackPad15を持って、泊まりがけのハイクに出かけたいと思っています。元祖U.Lというとパッドをバックパック内部に巻くスタイルが基本ですが、僕自身は背負いやすさでいうと、巻くよりも四つ折りにして、背中側に寄せる方が、背中側がより固くなり背負いやすいと思っています。
巻くのはバックパックの形を出す。パッキングのしやすさではより有効的かもしれません。





MINIの拡張性

上の写真と比べていただけると分かるかと思いますが、バックパックの上部が拡張して、ある程度の容量をバックパック内部に収納する事が出来ます。



上部の拡張だけでなく、トップストラップ、フロントのストレッチコード、ボトムのストレッチコードなどを使う事によって、25L以上の容量を持つ事が可能になります。
FlamePack ONEと同じく、フロントサイドに、トレッキングポール、アイスアックスなどをホールドする事が可能です。数泊のU.L.ハイクを想定した作りになっています。


腰には付属品のウエストベルトを装着する事が可能です。このような構造を「揺れ防止の為のベルト」と言われる事が多いようですが、けっして揺れ防止だけでなく、ウエストベルトをする事によって、バックパックが背中、腰により密着し、ウエストベルトを通じて、腰への荷重も少なからず出来ていると思います。



胸のスターナムストラップは、片手にトレッキンポールや水筒を持ったまま、もう一つの空いている手で止められる構造になっております。シンプルにハイクの気持ち良さを少しでも邪魔したく無いという気持ちです。



スターナムストラップを胸あたりで締めると胸骨に荷重が出来て背負いやすくなります。
しかし、ハイク中に深呼吸をすると、吸い込んだ空気によって胸が膨らむ事によって、ストラップが胸を締め付けて苦しくなる事もあります。胸にストラップを締めたいけど、苦しいからいやだ。と悩む人もいるのではないでしょうか。山と道では、胸にストラップを締め付けても、深呼吸した際に、胸が大きく膨らむのにあわせて、スターナムストラップに使用したストレッチゴムが伸び縮みするようになっており、胸が締められて苦しくなるのを緩和するようになっています。



 サイドポケットのライクラが良く伸びます。写真は1Lのボトルを収納しています。



長物はサイドのコンプレッションコードに引っ掛けて落ちないように止める事も出来ます。
577kmのハイクでもこのサイドポケットが大活躍しました。たくさんの荷物を入れる事が出来ます。



背面の背中側に、FlamePack ONEと同じく3Dメッシュを使っています。
他にもこれまでのテストで気がついた事など、色々と盛り込んでおりますが、ご質問があれば、展示会会場でお答えさせていただきます。

後、3日後に発表ですが、恥ずかしながら実はまだ一部デザインに手を加えています。
発表前に細部の修正をこれから行っていく予定です。


僕自身も、新しいMINIで、遠くまで歩いていきたいと思っています。