9.27.2011

鎌倉ハイカーズミーティング01 Ustream放送について

第一回鎌倉ハイカーズミーティングも今週の土曜日と開催が近づいてきました。
あいにく、現時点では当日の天気予報が少し良くないようですが、現時点では開催の予定で進めています。


イベント当日のKIKIさん、土屋智哉さんのスライドショー&トークは現在、予約も定員一杯となってしまいましたが、イベントの模様はUstream放送で配信する予定です。
Ustream放送は山と道ブログ、山と道フェイスブックページからご覧いただける予定となっております。


Ustream放送に関しましては、TRAIL LOGの佐井さんのご協力をいただき現在準備を進めております。(佐井さんは、10月15日にSKY HIGH MOUNTAIN WORKSにて、夫婦でU.L.ハイクされたJMT(ジョン・ミューア・トレイル)とオーストラリアのタスマニア島OverlandTruckの発表会を行います。同日、山と道の受注展示会を、佐井さんのお誘いと、SKY HIGH MOUNTAIN WORKS様のご好意で開催する事になりました。お近くの方は、ぜひご参加ください!)


鎌倉ハイカーズミーティング スライドショー&トークの発表に先駆けて、
スピーカーのお一人 ハイカーズデポの土屋さんから、当日のお話しのメインとなる、この夏歩かれたCT(コロラド・トレイル)のご紹介を少しいただく事が出来ました。
土屋さんのスライドショーでは、このCTと、以前スルーハイクされたJMT(ジョン・ミューア・トレイル)のお話を中心に、アメリカのトレイルの魅力をたっぷりとお話いただく予定です。当日には、CT、JMTそれぞれハイキングされた装備一式もお持ちいただく予定です。御期待ください。*土屋さんの装備は昼間の合同展示会でも見ていただく事が出来ます。


以下土屋智哉(Hiker's Depot)さんからいただきましたCT(コロラドトレイル)のご紹介です。
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Indian Creek Trail Head(Denver近郊)ーSan Luis Pass(Creed近郊)
DenverからDurangoまで、コロラド州を北東から南西に480マイル、770kmのトレイル。
4000m近くの稜線や尾根を巡ることもあるものの、日本の南アルプスのように森林限界が高く、比較的安全なロングハイキングが楽しめます。
全体が28のセグメントに分割されており、各セグメントのトレイルヘッドは比較的アクセスがしやすいため、多くのデイハイカーもハイキングを楽しんでいます。


最大の特徴はコロラドのローカルによって支えられているトレイルだということ。
ボランティアがトレイルの補修、メンテナンス含め一切を管理している。
コロラドトレイル周辺の街にいけば、コロラドトレイルが愛されてることがわかります。


2008年に歩いたJMTが大自然を感じるトレイルだとすればCTは自然だけでなく、むしろそれをめぐる街、文化も感じるトレイルといえるでしょう。
様々な意味で人間臭いトレイルです。


今回は全体の7割、350マイルを楽しんできました。
JMTの時とはまた違い、PCT、CDT、ATなどをスルーハイクするスルーハイカーと同じようなスタイルで歩いてみました。
JMTがハイキングカルチャーのなかの「特別」だとすれば、CTはハイキングカルチャーの「普通」の姿、そんな当たり前のアメリカのハイキングカルチャーを感じ、歩いた3週間です。





9.24.2011

リペアテープの使い方

ONEに付属するリペアテープは、バックパック全体に配置されたポケットに使われた素材70 Denier PU Coated Ripstop nylonの補修に使えます。



1)破れた70 Denier PU Coated Ripstop nylonにテープを貼って、補修します。




2)破れた箇所よりも大きく切ったリペアテープを、表/裏それぞれに貼って補修をします。
補修は簡単に出来ますので、リペアテープは、ハイキングの非常用道具として常備してください。




*補足情報
リップストップ素材と長く関わるお仕事をされてきたエアさんから情報です。


「リペアテープの粘着素材の強度はそれほどではないので、このように張る場合は、角を1~2センチ程度のRに切り取って張るとエッジの部分からのハガレを軽減できます。角があるとその部分が何かに引っかかったりしたときにその部分から少しはがれ、そこにゴミが付着してよりはがれやすくなったりもします。可能であれば、円形に切り取って張るのがもっとも良い方法です。」


エアさんありがとうございました。



山と道 U.L.FramePack ONEの使い方3 付属品他の説明


1)カーボンXフレーム

3mmのカーボンロッドをX状に配置してフレームとしています。
腰に荷重をかけるためにというよりも、フレームでバックパック全体に剛性を出して、背中全体で背負える事を目的としています。


カーボンロッドは、背面内部にある四角のポケットに配置されています。上部のポケットのマジックテープをはがして、カーボンロッドを抜き差しする事が出来ます。




2)インナーバッグH370xW310)  

荷物が少ないときなど、荷物が、ボトムにたまって背負いずらくなるときがあります。そんなときにも付属のインナーバッグに荷物を入れる事で背中上部に少しでも荷物を荷重することが出来ます。
また、バックパック内にスリーピングマットなどを巻くと、背中側のポケットが使えなくなります。付属のインナーバッグを使えば、その問題が解決します。


開閉が自由に出来るバックルで、内部上部に取り付ける事が出来ます。


3)背面パッド 



背面パッドは、背面内部のポケットに入っています。カーボンロッドを取り出して、交換する事が出来ます。交換する際に、背面パッドのウレタンを破損しないようにお気をつけください。


標準の軽量背面パッド以外に、以下の背面パッドを年内受注品にかぎりテスト品として付属致します。



テスト品背面パッド
ブレスエアー 108g(背面長45/48/51)130g(背面長54/57) 



日本の東洋紡(ダイニーマを製造している会社でもある)が開発した新素材。
空気を身につけた構造体。新幹線をはじめとした鉄道のシート、マットレスをはじめとした様々な場所で使われています。
従来のウレタン素材の背面パッドと比べて抜群の通気性能を持ち、速乾性で洗う事も出来ます。
また2cmの厚みのブレスエアーは、気持ち良い反発力を持っており、包み込むような背負い心地を形にします。残念なのは、軽量マットよりも重たい事です。

ブレスエアーの基本性能はこちら

テスト品
エキストラ・ウエストパッド


腰で背負える構造のバックパックは、腰周りも頑丈に作られています。
重量を背負うときなど、必要な時だけ、腰回りの荷重を助けるようなパッドを作れないかと考えました。必要なときに、内部背面のポケット下部に背面パッドと一緒に重ねて入れてください。凸凹した加工を加え、標準の軽量パッドと同じく通気性を出す為に穴を開けています。
*夏の受注会でオーダーしていただいたお客様にも付けさせていただきます。

4)リペアテープ


バックパック全体に配置されたポケットに使われている70 Denier PU Coated Ripstop nylonの補修にリペアテープをお使いいただけます。補修は簡単に行えますので、普段のハイキングの緊急セットにも常備ください。


補修方法はこちら




5)リフレクターストレッチコード他




バックパックのフロントにストレッチコードを巻き付ける事が出来ます。
スリーピングマットを縦付けしたい。荷物が多いので、外にくくり付けたい。
など、必要に応じてお使いください。また、光を反射するリフレクター機能があります。




山と道 U.L.FramePack ONE


山と道 U.L.FramePack ONEの使い方1 フィッティング

山と道 U.L.FramePack ONEは、X状のフレームを効かせて背中全体で背負います。

1)ウエストベルトは下向きに、横の腰骨のでっぱりを巻く形で締めてください。

2)ショルダーベルトを引き絞り、バックパック上面を背中に密着させてください。
重心が上がり背負いやすくなります。背中上部で背負う事を意識ください。


3)必要に応じてショルダースタビライザーを引いてください。
フレームが効き、背中にバックパックがより密着してフィット感が向上します。
引きすぎて、ショルダーベルトの上部が浮かないようにしてください。

4)必要に応じてウエストベルト脇のヒップスタビライザーを引いてください。
ショルダースタビライザーと同様に、フレームが効いて腰にバックパックがより密着します。

5)チェストスララップを締めます。
引きすぎて、ショルダーベルトの外側が浮かないようにしてください。

チェストストラップのバックルは、緊急用の笛になります。


スタビライザーの強弱で、荷重をかける場所を変える事が出来ます。必要に応じて、スタビラーザーを引いたり、弱めたりしながら歩いてください。自分は、ヒップスタビライザーは荷物が少ないときにはほとんど引いておりません。身体が疲れてきて、荷重がかかる位置を変えたい時や、荷物が多いときなどに引いています。

山と道 U.L.FramePack ONE




山と道 U.L.FramePack ONEの使い方2 コードの使い方

1.山と道 U.L.FramePack ONEは、サイド、ボトムのコードを引く事によって容量を圧縮する事が出来ます。


上下でコードを引き調整する事が出来ます。

荷物を入れて、パッキングを終えた最後に、このサイドのコードを引いてください。
荷物の容量にあわせてバックパックが小さくなり、荷物がバックパックの中で動かなくなります。
重たい荷物を、出来るかぎりバックパックの上部に持ってくるのがパッキングのコツになります。

荷物が少いときに、ボトムに荷物がたまると歩きづらくなりますね。
その時には、ボトムをつぶして、コードを引く事でボトムも圧縮する事が出来ます。

ボトムを圧縮するには、絵の順番で2つ穴のコーストッパーを使い長さを調整してください。
コードを長くするときには逆の順番になります。

サイドポケットも荷物の量に応じて、荷物が落ちないように、コードを調整してください。
長い荷物は、コードに挟み込んでください。


2.コード類を使って、道具を外付けする事が出来ます。

ボトムには、スリーピングマットなどを外付けする事が出来ます。
*重たい荷物は外付けしないてください。
ストック、アイスアックスなどを、①②のコードを使って外付けする事が出来ます。
この取り付け方法によって、フロント、サイドのポケットに干渉する事なく、自在に道具の出し入れが出来ます

コードエンドストッパを取り外して、別の場所に取り付ける事も出来ます。
輪の中に道具を入れて、もう一つの穴から出ているコードを引きます。



付属のストレッチコードをフロントに巻き付ける事が出来ます。
これで、スリーピングマット等をフロントに縦付け出来る他、
バックパックに入りきらない荷物等をスタッフザックに入れて外付け出来ます。


山と道 U.L.FramePack ONEのサイズ表

山と道 U.L.FramePack ONEは、身体のサイズにあわせて、背面長5サイズ、ウエストベルトS/M/L3サイズをご用意しています。








9.19.2011

山と道U.L.Pad15L+(200cm x 50cm x 1.3cm)





商品名:山と道U.L.Pad15L
SIZE200cm x 50cm x 1.3cm
パッケージSIZE52cm×直径19cm
重量:226g(実測と異なる事がございます。)
素材:XLPEフォーム
Made inU.K.
標準小売価格 ¥8,400(税込¥8,820
*パッケージは簡易パッケージとなります。


山と道 U.L.Pad15 L +(プラス)は、以下の特徴を持っています。

軽量性
従来の軽量マットレスLサイズの半分以下の重量で、世界最軽量のクローズドセル(独立気泡)パッド山と道U.L.Pad15の弱点だった、耐久性能、クッション性能を補い、さらに断熱性能も向上しました。

耐久性能 クッション性能の向上
化学発泡剤を使わず、低汚染性、断熱材としても使われる15mm厚の素材を、両面シボ加工(熱プレス)する事によって、素材表面をそれぞれ1mmずつ溶かし固め、13mm厚まで素材を圧縮しています。それにより、従来商品の弱点を克服し、耐久性能、クッション性能をアップする事が出来ました。



上が+、下が従来の山と道U.L.Pad15

断熱性能を約30%を向上
素材の厚みを増す事によって断熱性能を向上し、保温性能をさらに高めました。


マットを分割して使う
200cmが長すぎて使いづらい場合には、カットしてもお使いになれます。
例えば、30cmx50cmを分割すると、小さいサイズは、休憩時や、寒くて底冷えする時には、腰周辺に重ねて使用出来るエクストラマットとしてご利用いただけます。

*切断は、普通のカッターで簡単に切断出来ます。切断する時にはお気をつけください。


エキストラマットは、寒くて底冷えする際に、腰周辺に重ねて敷くと寒気をより強く遮断する事が出来ます。



使用上の注意:耐久性能は上がっておりますが、無理な強度を加えると破損する事があります。


コード跡は、時間と共に素材が復元し、消えていきますが、使用跡や、傷は使用頻度/一定の圧力が長時間かかる事によって付いてきます。ご了承の上お使いください。

レビュー(Sサイズ)



山と道U.L.Pad15L(200cm x 50cm x 1cm)




山と道U.L.Pad15L
標準小売価格5,600円(5,880円税込)
サイズ:50cm x 200cm x 1cm 
重量:150g *実測と異なる事がございます。
素材:XLPEフォーム 
Made inU.K. 
*パッケージは簡易パッケージとなります。

商品内容 

世界最軽量のクローズドセル(独立気泡)のスリーピングパッド山と道 U.L.Pad15sのラージサイズが、山と道U.L.Pad15Lです。化学発泡剤を使わず、低汚染性の素材は、断熱材としても使われています。非吸水性の独立気泡の素材になるため、雪の上や、濡れている地面の上でも、雪や水がマットに浸透する事はありません。(素材表面に水が染み込む事はあります。)強度よりも軽さに快適さを求めるハイカー、バックパッカー、登山者の為のスリーピングマットです。

長所1:軽量性 従来の軽量スリーピングマットラージサイズと比べて1/3以下の軽さを実現。 
長所2:低汚染性/化学発泡剤未使用 

短所1:耐久性の弱さ。無理な力を加えると、マットが破損する事があります。 
短所2:従来のスリーピングマットと比べてクッション性が劣ります。 

使用上の注意:
1)素材が滑りにくい為に、バックパックのフレームとして使用される際に無理な力がかかりやすくなります。強くひっぱる、押し込むとPadが破損しやすくなります。
2)素材表面に傷や使用した跡が残ります。
3)雪山では、山と道 U.L.Pad15を2枚重ねてご使用いただくか、既存のスリーピングマットとの併用をご検討ください。 より暖かさを求める際には寝袋の中に直接敷く事を推奨いたします。

山と道U.L.Pad15sの体験レビュー





マットを分割して使う
200cmが長すぎて使いづらい場合には、カットしてもお使いになれます。
例えば、30cmx50cmを分割すると、小さいサイズは、休憩時や、寒くて底冷えする時には、腰周辺に重ねて使用出来るエクストラマットとしてご利用いただけます。

*切断は、普通のカッターで簡単に切断出来ます。切断する時にはお気をつけください。
エキストラマットは、寒くて底冷えする際に、腰周辺に重ねて敷くと寒気をより強く遮断する事が出来ます。

9.15.2011

秋の合同イベントのお知らせ







日時:10月1日(土曜日)

鎌倉には、海やお寺だけではなく、たくさんのハイキングルートが存在します。鎌倉ハイカーズミーティングは、鎌倉のハイキングルート沿いにある北鎌倉「たからの庭」で開催します。 国産ガレージメーカーの商品展示、焚き火を囲みながら、夕方からはスライドショー&トークを行う予定です。鎌倉のハイキングと共に楽しんでいただきたいイベントです。

国産ガレージメーカー合同展示会   12:00~17:00
LOCUS GEARハイカーズデポ山と道の商品を展示、受注・販売(一部)を行います。
この時間内はご自由にお越しいただき、ご覧いただけます。



スライドショー&トーク(要予約/有料1500円)18:00~20:00
夕方からのスライドショー&トークはおかげさまで定員に達しました。


夏休みをアラスカで過ごされたKIKIさん、JMT(ジョン・ミューア・トレイル)340kmに続き、CT(コロラド・トレイル)560kmを歩かれた土屋智哉さん。それぞれ過ごされた2011年の夏の記録。海外のトレイルの魅力をスライドショー&トークという形で私達に伝えていだきます。

アラスカチルクートトレイル:ゴールドラッシュを歩いて
語り手:KIKI(モデル・女優)


東京生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。在学中からモデルとして活動を開始。雑誌、TVCMなどの広告、映画・ドラマ出演をはじめ雑誌連載・写真撮影、ラジオパーソナリティなど活動は多岐にわたる。近著に『山スタイル手帖』(講談社)、『美しい教会を旅して』(マーブルトロン)がある。

アメリカのトレイルから ~JMTCTを歩いて~
語り手:土屋智哉(ハイカーズデポ・オーナー)


1971年埼玉県生まれ。大学で考古学を専攻、探検部を経て、埋蔵文化財調査員に。ケービング、ボルダリング、サーフィンなど自然をダイレクトに感じるアウトドアスポーツに親しむ。その後アウトドアプロショップに勤務し、日本中のフィールドを駆け巡りつつ、様々なアウトドアギアに精通する。2008年春に退職し、アメリカのJMTULギアでスルーハイク。2008年95日に東京三鷹市にウルトラライトアウトドアの専門店「Hiker's Depot」をオープン。ULハイキング界の第一人者として多忙な日々を送る。


対談:KIKI(モデル・女優)X 土屋智哉(ハイカーズデポ・オーナー)


*スライドショー&トークは予約定員制となっております。
お問い合わせ・予約は以下宛に御願い致します。
定員達しましたら閉め切らせていただきます。



夕方からのスライドショー&トークはおかげさまで定員に達しました。
一旦お申し込みを閉め切らせていただきます。
キャンセルなど出た場合には追ってお知らせさせていただきます。

件名:「鎌倉ハイカーズミーティング」と記載ください。
山と道 夏目宛 yamatomichi(a)gmail.com
*(a)を@マークに変えてください。


日本酒Bar有高
当日は、写真家の有高唯之さん夫婦による「日本酒Bar有高」が出店します。セレクトされた日本酒とおつまみと共に、ハイキングカルチャーをお楽しみください。



TOKYO SOURCE Festival "HOT JAPAN!" 出店時より


USTREAM放送
Ustream放送に関しましては、TRAIL LOGの佐井さんのご協力をいただき現在準備を進めております。山と道ブログ、山と道フェイスブックページで配信を行う予定です。



1)山と道ブログ:当日はTOPページから配信出来るようにと考えています。
2)山と道フェイスブックページ:当日はこのページから配信予定
3)Ustream放送:当日はこのページから配信予定






当日雨の場合には、雨天中止の場合がございます。
雨天中止の場合には、こちらのブログにて発表させていただきます。
参加ガレージメーカーの商品に関しましては、それぞれのメーカー様にお問い合わせいただくように御願い致します。