6.01.2011

山と道U.L.Pad15s レビュー



山と道U.L.Pad15sのレビューをまとめてみました。
ご協力いただいた寺澤さん、ishizuccaさん、さんぽさんに感謝致します。

山より道具
山より道具の寺澤さんのブログで取り上げていただきました。

地図とコンパス
オープン当日に入手されたishizuccaさんのブログ。




以下Sanpo's Fun Lite Gear. のさんぽさんからいただいたレビューを掲載致します。
さんぽさんは直接ご連絡をいただき、出荷用の商品が無い中、テスト用のロングタイプの試作品をご購入いただきました。
写真は全てさんぽさんの撮影になります。




厚み1cmという薄さなら90cmより長めに取っても今までのリッジレスト/カットモデルに比べて厚みも嵩張らず更に軽いので140cmで使ってみました。四隅のR加工等をし実測100g。
サーマレスト/プロライト3の様に足下を狭めれば更に軽く出来るでしょう。
頭の部分にZシートを持って来てますが、これでも計154g(実測)。

使用は都内近郊の低山山間部の川沿い。とは言え夕刻からは雨、濡れた地面からの底冷えもありテント内の気温は最低時7℃の環境です。
当日は一晩中雨で、シームリングしていないテントのフロアが濡れてシュラフも濡れるかと一考し
シュラフ内には入れずに敷きマットとして使いました。





まず寝転んでみて今までのマットと比べても全く違和感を感じませんでした。
他のマット類、特にエアー式マットに比べて摩擦係数が高く、いつもなら寝ている間にマットがズレたり寝袋ごと滑り落ちてたりする事が無く
途中でもぞもぞと位置修正をする事無く、またこの薄さにして底冷えも感じず安眠できました。

推奨の外付けではなくインナー/ザックパッドとして使うのが好みなのでマットはインナー収納にしました。





が、想像以上に摩擦係数が高く、中に入れる荷物を押し込もうとしてマットを掴んだら
掴んだ分だけ簡単に千切れてしましました。






結果、千切れた分だけ片方にもR加工をし見栄えだけ整えました。

素材の特性上、強い圧力や引っ掻きには弱くスタッフバックの留め具やファスナー、スタッフバック内の固い物の痕が容易に付いてしまいましたが、使用には全く問題ありません。





インナーとして使う場合、内側にタイベックシートをマット同様に筒状にして入れて荷物を入れると
マットの傷防止と荷物の出し入れし易くなることを確認してます。



ショルダーが塩を吹く程汗をかき、ザック背面も同様に汗で濡れましたが中のマットに汗臭さ、濡れは感じませんでした。
リッジレスト等の凹凸表面加工してある物に比べると背中に密着する度合いが高いので暑い時期には若干暑く感じるかもしれません。


マットの加工カットは乾電池式のヒートカッターでゆっくりと切る
またはOLFAやNTカッター等の30°の鋭角な刃で一回で切り取ろうとせずに、カットラインを何度かなぞる様し
切り口を広げる様に刃を入れていくと割とキレイにカット出来ます











軽くて暖かい分、耐久性が弱いマットです。




商品名:山と道U.L.Pad15s 
サイズ:50cm x 100cm x 1cm 
重量:75g(実測と異なる事がございます。) 
素材:XLPEフォーム 
Made in:U.K. 

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