9.24.2011

山と道 U.L.FramePack ONEの使い方3 付属品他の説明


1)カーボンXフレーム

3mmのカーボンロッドをX状に配置してフレームとしています。
腰に荷重をかけるためにというよりも、フレームでバックパック全体に剛性を出して、背中全体で背負える事を目的としています。


カーボンロッドは、背面内部にある四角のポケットに配置されています。上部のポケットのマジックテープをはがして、カーボンロッドを抜き差しする事が出来ます。




2)インナーバッグH370xW310)  

荷物が少ないときなど、荷物が、ボトムにたまって背負いずらくなるときがあります。そんなときにも付属のインナーバッグに荷物を入れる事で背中上部に少しでも荷物を荷重することが出来ます。
また、バックパック内にスリーピングマットなどを巻くと、背中側のポケットが使えなくなります。付属のインナーバッグを使えば、その問題が解決します。


開閉が自由に出来るバックルで、内部上部に取り付ける事が出来ます。


3)背面パッド 



背面パッドは、背面内部のポケットに入っています。カーボンロッドを取り出して、交換する事が出来ます。交換する際に、背面パッドのウレタンを破損しないようにお気をつけください。


標準の軽量背面パッド以外に、以下の背面パッドを年内受注品にかぎりテスト品として付属致します。



テスト品背面パッド
ブレスエアー 108g(背面長45/48/51)130g(背面長54/57) 



日本の東洋紡(ダイニーマを製造している会社でもある)が開発した新素材。
空気を身につけた構造体。新幹線をはじめとした鉄道のシート、マットレスをはじめとした様々な場所で使われています。
従来のウレタン素材の背面パッドと比べて抜群の通気性能を持ち、速乾性で洗う事も出来ます。
また2cmの厚みのブレスエアーは、気持ち良い反発力を持っており、包み込むような背負い心地を形にします。残念なのは、軽量マットよりも重たい事です。

ブレスエアーの基本性能はこちら

テスト品
エキストラ・ウエストパッド


腰で背負える構造のバックパックは、腰周りも頑丈に作られています。
重量を背負うときなど、必要な時だけ、腰回りの荷重を助けるようなパッドを作れないかと考えました。必要なときに、内部背面のポケット下部に背面パッドと一緒に重ねて入れてください。凸凹した加工を加え、標準の軽量パッドと同じく通気性を出す為に穴を開けています。
*夏の受注会でオーダーしていただいたお客様にも付けさせていただきます。

4)リペアテープ


バックパック全体に配置されたポケットに使われている70 Denier PU Coated Ripstop nylonの補修にリペアテープをお使いいただけます。補修は簡単に行えますので、普段のハイキングの緊急セットにも常備ください。


補修方法はこちら




5)リフレクターストレッチコード他




バックパックのフロントにストレッチコードを巻き付ける事が出来ます。
スリーピングマットを縦付けしたい。荷物が多いので、外にくくり付けたい。
など、必要に応じてお使いください。また、光を反射するリフレクター機能があります。




山と道 U.L.FramePack ONE