5.09.2014

ヒマラヤ日記 14日目


ヤクカルカ(ヤク牧場)のロッジでこれを書いてます。
標高は4000m。午後0時45分。昨日泊まったマナンは、とても美しい村でした。丘の上から見る朝のひかりに照らされた村、棚田、川、湖、山が一枚の絵のように美しくそこにあります。村の中に、小さなミュージアムが一軒あるのですがオススメです。79年に撮った古いマナンの村の景色と、現代の景色を比較して展示しています。面白いのが、昔の写真に写っていた村の子供や若い女性を、現代で見つけ出し、昔と今の姿と合わせて展示をしているのです。村の人家は何も変わらず、多くのロッジが何も無かった所に立ったのが良く分かりました。

 左中腹にマナンの村が見える。

 
 牛で耕し、家族みんなでジャガイモを植えている。

 何本もの木を担ぎ上げていく。山の上のロッジを作る為に持っていくのだろう。

 奥にティリチョレイクとティリチョピークがある。

 左がチベタンピザ
ピザの中にじゃがいもやジャガイモが入っていてキッシュみたい。


マナンから、
トロンパスに向けて谷沿いの山道を歩いて標高を上げていきます。ヤクカルカまで3時30分程しかかかりませんでしたが、前回行程を急ぎすぎて、体調を悪くしましたので、ユックリと高度を上げて行く事にしました。山沿いの道は、多くの人達がゆっくりと歩いて行きます。景色は相変わらず壮大です。途中ティリチョ方面の道が見えました。次回気のあった友達と2人きりで、ティリチョパスをせめてみたいです。ロッジではなく、偉大な山々に囲まれて、誰もいない中、テントで眠りたいのです。ヤクカルカは、ヤク牧場という意味通りに、多くのヤクが放し飼いになっています。
これを書いているうちにまた、雪が降ってきました。ここ二日、
午後になると決まって天気が崩れます。