商品名:山と道U.L.Pad15s
サイズ:50cm x 100cm x 1cm
重量:75g(実測と異なる事がございます。)
素材:XLPEフォーム
Made in:U.K.
*パッケージはより細く変更されます。
商品内容
世界最軽量のクローズドセル(独立気泡)のスリーピングパッド。山と道 U.L.Pad15sに使われる素材は、断熱材としても使われています。化学発泡剤を使わず、低汚染性の素材になります。非吸水性の独立気泡の素材になるため、雪の上や、濡れている地面の上でも、雪や水がマットに浸透する事はありません。
強度よりも軽さに快適さを求めるハイカー、バックパッカー、登山者の為のスリーピングマットです。
長所1:軽量性 従来の軽量スリーピングマットショートサイズと比べて1/3以下の軽さを実現。
長所2:低汚染性/化学発泡剤未使用
短所1:耐久性の弱さ。無理な力を加えると、マットが破損する事があります。
短所2:従来のスリーピングマットと比べてクッション性が劣ります。
使用上の注意:素材が滑りにくい為に、バックパックのフレームとして使用される際に無理な力がかかりやすくなります。強くひっぱる、押し込むとPadが破損しやすくなります。雪山では、山と道 U.L.Pad15sを2枚重ねてご使用いただくか、既存のスリーピングマットとの併用をご検討ください。
より暖かさを求める際には寝袋の中に直接敷く事を推奨いたします。
標準小売価格3200円(3360円税込)
山と道 U.L.Pad 15 S-size 10mm x 500mm x 1000mm
実測79g
15は、素材の密度、重量を表していて、1m立方体あたり15kgの素材。
1m×1m×1cmで理論上は150g。2m×50cm×1cmでも150g。
雪山では二枚使い。
クローズドセルの非吸水性の素材なので、一枚は雪面に直接敷き、もう一枚を寝袋の中に入れて使用。
この製品は、ある素材メーカーの残間さん、倉本さんとの出会いがあってこそです。
偶然の引力に驚きですが、残間さんは、96年にJMTをソロでスルーハイクされた経験があります。
1996年9月にJMTをスルーハイクされる残間さん
僕たちは途中までのセクションハイクでしたが、JMTとのつながりや、アウトドア好き同士いろいろと相談にのっていただき良いものを作ろうと進めてきました。当初は、バックパックのPadからスタートして、素材を吟味していました。雪山でのテスト中に、雪面からの冷え込みがつらく、バックパックのパッドを、ブーストとして、寝袋の中に入れて使用したところ、とても暖かく助けられました。
その話を残間さん、倉本さんにした所、バックパックのPadに検討中の素材が、実は断熱性にも優れていて、あるレストランで断熱材として使われている事を知りました。徹底的に軽量で、かつ暖かいスリーピングマットの可能性を感じた瞬間です。実際にこのマットに手をおくと、すぐにぽかぽかと暖かくなるのを手の平に感じる事が出来ます。
従来のスリーピングマットは、でこぼこした形状をしています。空気をためる、クッション性を高める。など、様々な理由が考えられますが、暖かさを優先する事を念頭においてどうしたら良いか訪ねたところ、フラットな形状が暖かさには良いとの事。倉本さん曰く「パッドに手のひらをおくと、暖かく感じますよね。でも、手の指先だけを置いても暖かく感じませんよ。」「断熱材として使う際にもフラットな形状です。」と。その事を踏まえて、暖かさが必要なときには、寝袋の中に引いて眠るのが暖かいという流れに今の所至っています。
●当ブログにて山と道U.L.Pad15sの予約/受注を開始致しました。