山と道 Stretch Mesh Cap
販売予定価格:4200円(税抜)
サイズ 56cm〜61cm
本体 ポリエステル 100%
メッシュ ポリエステル82% ポリウレタン18%
UV(UPF50+)
40g
ベトナム製
4月18日/19日
Off the Grid にて先行発売を行う予定です。
はじまり
数年前から日本の夏でも快適にずっと被っていられるハイカーの為のキャップが欲しいと考えていました。僕たちは帽子に関する経験が少ない事から、帽子メーカーの株式会社栗原様に相談したのが2013年の9月。もう1年半以上前の事になります。それから僕たちの要望を汲んでいただき試作品を制作、初の大きなテストを行ったのがヒマラヤハイクでした。その後大まかな方向性は決定し、細かい微調整を繰り返しながら、テストをし続けて僕たちのスタンダードとなる程使い込んだCAPが山と道 Stretch Mesh Capになります。
株式会社栗原の櫛田さん
僕たちが作りたかったCAP
僕たちが作りたかったCAPはハイカーの為のCAPでした。日本の蒸し暑い夏でも快適に、歩くときも、眠る時も、ずっと快適に被り続けていたい。厳しい日射しを遮りたい。稜線の厳しい風に簡単に飛ばされるようでは困る。景色をよく見たいときにツバが邪魔では困る。ハイク中に被っている事を忘れるような...身体と一体化出来るような、そんなCAPを目指しました。
生地は日本製の次世代ファブリック。全てストレッチ素材の物を採用、良く伸びて、気持ち良い被り心地です。汗止めも肌触りが良いよう、ステッチ箇所を減らしました。
また、欧米の帽子は頭の形の違いから、日本人には浅く感じる被り心地の物が多いと思いますが、日本人の頭の形にあわせて、気持ち深目のデザインにしています。
暑い季節でも蒸れないように、フロントパネル以外全てメッシュ生地を採用。夏でも蒸れにくく、不快さを軽減します。生地は全てUV(UPF50+)になります。
長いツバは景色をよくみたいときなど、たまに邪魔になります。邪魔なツバを隠せるように、ツバ先に細いワイヤーを仕込み曲げられるようにしました。ワイヤーの保持力が強いと、それはそれで硬くて邪魔になる事があるため、ワイヤーの力は余り強くはありません。保持力が弱く、ツバを曲げても時間がたつと戻ってきますが、曲がりクセをつけておくと、戻りにくくなります。
長さ調節は薄いテープアジャスターとテープにしました。その理由は二つあります。
一つは強い風が吹いた時に飛ばされないように片手でキャップをきつく絞れる事。あえて薄いテープを採用し少ない力で簡単にテープの長さ調整を行う事が出来ます。二つ目は被って眠っているときに邪魔にならないように薄いテープアジャスターを採用しました。もしこれがコードストッパーで調整するタイプだと、個人的な経験では、すぐに引きたいときにコードを引っ張る箇所を探すのに手間取るのと、眠っているとき後頭部にコードストッパーの異物感が邪魔に感じるのがいやでした。
ただし、絞った後の余ったテープが気になる方はいらっしゃるかもしれません。
試作品をテストしていただいた数人から指摘を受けた、テープが外れ易いという問題に関しては、本製品に関しては外れにくいように修正致しました。
はじめて丸いネームを採用しました。
Off the Grid で先行発売 山と道オンラインショップでは来週以降から販売を開始する予定です。
試作品 テストリポート
RIDGE
山と道 Haiker Cap(仮) Prototype First Impression
EDIT
山と道 Hiker's Cap(Sample)
EASY HIKING
山と道Haiker's Cap(仮)

#9Dream
山と道 ハイカーズキャップ(仮) プロトタイプ
honeyee.com BLOG HIROSHI ITO
Groovisions 代表の伊藤さんには下記のインプレッションをいただいたので掲載させていただきます。
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伊藤です。capのインプレです。
たぶん一番近いcapはCAPOのライタストキャップのLサイズだと思うのですが、自分的にはあまりゴムシャーリングで締めつけるやり方が好きでなかったので、山と道のcapはとてもよかったです。
装着していることをほとんど意識しないという点で、このcapは最高だと思いました。
見た目的にもメッシュの目が細かいので、通常のcapと比較しても違和感はほとんどなく、アウトドア以外のシチュエーションでも十分使えると思いました。
気になった点は、使用しているときは問題ないですが、脱ぐとアジャスターが外れやすいことですが、そういうものとして使えば特に不具合とは思えません。
ツバにワイアーが入っているのはすばらしい。このワイヤーの強さが絶妙なのですが、もしかするともう少し強いほうがいいのかも、とも思いましたが長く使ってみないとわからないですね。
というわけで、しばらく手持ちのCAPOのcapと交互に使用してみましたが、私は山と道のcapの方がいいですね。