6.17.2014

森勝探検隊 奥多摩洞窟探検に行く!


森勝隊長の元奥多摩の某洞窟探検に我らスタッフは向かった!



 黄色いバックを正面にも背負っているのが森勝隊長。都内で30名いるかいないかと言われるケイビングを行い、かつ今でも新しい洞窟を探索発見しているチームに所属している。いわゆるプロという奴だ!巷では低山研究家として人気ブログを書いている。僕ら2名の他に、奥多摩御岳駅前に中古登山道具屋兼ツリークライミングを開催している「マウンガ」の3名、総勢6名の探検隊が結成された。モリカツ隊長以外の5名は洞窟探検がはじめてというズブの素人である。 森勝隊長曰く、「今日は半殺しで行くから。」




洞窟に入る手前から凍るような冷たい川を渡渉して行く。川が増水していて靴下と靴が濡れてしまった!



 これが入口である。すごく小さい....。


 最初の洞窟で基礎訓練を終えて、第二の洞窟へと向かう。




 第二の洞窟の入口 第一と第二の洞窟は実は繋がっているらしいが、その道はあまりにも狭く険しく初心者は発狂する怖れがあるとの事で恐がりの僕らは別々に探検を行う事にした。



 森勝隊長からお借りしたスペシャルなツナギ。流石森勝隊長である。TPOを心得ている!!!



 洞窟内部は先日の雨が染み込み、濡れて、泥で足が滑る危険な状態だった。数メートルの崖を下る箇所もいくつかあり、森勝隊長曰く「三点指示は危険だ」身体全体、背中、肘、膝、お尻を使い、チムニーと呼ばれる動作で進んで行く。写真は危険箇所にロープ工作を行う森勝隊長。



グループを2班に分けて探索を進めていく。洞窟の底に滑り落ちそうな危険を越えて、集合場所に行くとマウンガチームがいない...。大きな声で呼びかけても声は帰ってこない。彼等に何があったというのか。我らは止まる訳にはいかない。必死に声を上げながら先に進んで行く。マウンガチームはどこに消えたというのか...。我らの中に緊張感が高まった所に、向こうにかすかな光が見える。岩壁の小さな隙間の向こうにマウンガチームの一員の顔を発見した!! 川ちゃんだ!!!(多分)「ようやく会えた。本当に感動した〜!」と彼は言った。 洞窟の中は声は反響するものとばかり思っていたが、たかが数メートルしか離れていないのに、音はまったく聴こえない。音が洞窟に吸い込まれていくようだ。



 無事我らはゴールに到着した。がしかし、迷路のような洞窟は帰りの道が分からない。私達はどこから来たのか? 僕たちの移動距離は50mぐらいしかないだろう。なのに、来た道が分からないのだ。森勝隊長が後ろで笑っている。負けるわけにはいかない。ズブの素人である我らとマウンガチームの知恵と力を結集して道を探し当てる事がようやく出来た。




森勝隊長の動きは素早い。我らがハーハー言いながらくぐり抜けた穴を素早く越えていく。






無事我らは生還する事が出来た。だが冒険はここで終わりでは無かった。川を越えて、奥多摩の秘滝を見に行くという。ここで事件は起こった。増水して流れの早い川を越えていく際に由美子が足を滑らしたのだ!!!川に流されそうになる由美子。自分も飛び込み、森勝隊長の適切なサポートの元、川から無事救い出す事が出来た。


 今回は「奥多摩グーニーズ」と呼べる冒険であった。まだ、「奥多摩スタンドバイミー」と呼ぶ冒険が待っているらしい。森勝隊長は奥多摩、高尾をフィールドに数々の冒険や山遊びを教えたり、提案をしている。今度はどんな事を考えているんですか?と森勝隊長に聞くと今度は「クライモリデッドハイキング」を計画中。道無き道を行き、地名の言われや人間の痕跡・歴史を思うハイキングらしい....。次回の森勝探検隊はいつ出発だ!