6.10.2014

僕たちのヒマラヤハイクのコストについてあれこれ

僕たちのヒマラヤハイクのコストについて少しまとめてみます。


<飛行機代について>

羽田からカトマンズまでの経由便が検索出来なかったため、AirAsia X の便を別々に取ってカトマンズを往復しました。一旦経由地で出国したりとか面倒だったので、電話で問い合わせて、目的地までのチケットを取れるように手配すれば良かったと思っています。

AirAsia X 

羽田 →クアラルンプール
クアラルンプール→羽田
2名分118,300円
クアラルンプール→カトマンズ
2名分 39,485円
カトマンズ→クアラルンプール
2名分50,551円
合計:208,336円
*映画等のサービス無し。 結局高くついたなと思っています。

ネパールの入口はカトマンズになります。日本からの直行便は無く(2014年現在)、経由便となるため、経由地で一泊するなど、時間とコスト、飛行機からの展望等が天秤にかけられます。飛行機代は5〜10万円(燃料代込み)で購入する事が可能です。
僕たちはエアアジアXを使ってクアラルンプール経由でカトマンズまで入りました。週末の金曜日深夜、羽田発着の便を使い、経由地で一泊する事無く翌日にカトマンズに入る事が出来ました。 一番安いのは中華東方航空。4万円代から往復チケットが入手出来そうです。時間はかかりそうですが、展望も良さそうです。
展望が一番良いのは、中国の成都経由でチベットのラサを経由してカトマンズに入る便だそうです。イベント『ヒマラヤコーリング』で鈴木さんが発表されてましたが、ヒマラヤ上空、エベレストのすぐ近くを飛んでいくので、ものずごい迫力ある景色を飛行機から見れるそうです。

*飛行機はスカイスキャナーで基本調べています。





<パーミットとガイド、現地交通費について>

1Nルピー= 約1円

ネパール入国ビザ 30日分(5000円/40$)
マナスルエリア特別入域許可証代9日間:256ドル(2名分)
マナスルの国立公園入園証:70ドル(2名分)
奥マナンエリア(結局行けず)7日間:150ドル2名分)
ガイド料金(日当、宿泊、食費):870ドル
カトマンズ→ソティコーラ ジープチャーター代: 250ドル
国内線:ポカラ→カトマンズ:218ドル
トレッキング会社手数料:240ドル

アンナプルナ国立公園入園証+TIMS:100ドル2名分)
*現地手配

マナン→ベニ バス代:3200Nルピー2名分)
ベニ→ポカラ タクシー代:2500〜3000Nルピー

*マナスルエリアは特別なトレッキングパーミットが必要なエリアで、二名以上のパーティ、現地トレッキング会社を通じて、正式なガイドを雇い、パーミットを入手しなくてはならないので、どうしても費用がかさみます。


<宿代や食費など>

山のロッジは、基本食事代がメインで宿泊がサービスで付いて来るというスタイルでやっています。なので部屋代単体は安いが基本宿で食事を取るのがルールになっています。
場所によって値段は異なるが、1泊、食事代と宿泊代で1名1000〜2000 Nルピーが相場だと思います。高地に行けば行く程荷揚げ代がかかってくるので高くなります。水もペットボトルで買うと高価でかつゴミになるので浄水器は持参しましょう。低地と高地で3倍くらい値段は変わってきます。またハイシーズン(10月/11月)は需要と供給のバランスでもっと高くなるらしいです。


<安くヒマラヤを楽しむには>

ヒマラヤは基本どこまでいっても高地に村があり、ロッジがあるので、高地順応さえ気をつけて行えば誰でも気軽にハイクが出来る場所です。テントもクッカー関係も無くても十分歩けるので(僕たちは今回のハイクで使う事がほぼ無かった。)荷物も軽く出来ます。トレッキング会社を通じて正式なガイドを雇い、パーミットを入手しないと入れない地域も多くあるのですが、個人でパーミット(TIMS個人トレッキング許可書)を入手出来る、エベレスト山域、アンナプルナ山域、ランタン山域であれば、飛行機代を5万円以内に押さえれば、現地の宿泊費等を入れても、10万円程で十分ハイクを楽しむ事が出来るのではないでしょうか。(ハイシーズンを除く)