10.05.2013

ある日のパッキング MINI

 JMTを歩いているときに、戻ったら日本の北アルプスを歩こうと話をしていた。
これまでタイミングが悪く歩く事が出来ていなかった、西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜槍ヶ岳の稜線をハイク(?)しに行ってきた。由美子とは槍ヶ岳で合流して翌日新穂高に降りる事になった。このハイクのパッキングに関して少し書いてみようと思う。


 MINIの上部に装着されているのが、近日発売予定の 「Stuff Pack XL」

9Lの容量がある。これまでNZのテアラロアの2回のハイクや様々なハイクで使ってきた。
長く使ってきてやはり便利だと思い、今回X-Pac VX07素材を使って製品化する事にした。重量は66gと少し重たくなるが、X-Pacは防水素材なので、トップ上部等に装着して使う事を考えると濡れなどにも強く使いやすいと思う。 テンプラガレージの別注MINIでも同じデザインのスタッフパックを付属させていただいた。 Stuff Pack XLを使う事で、装備容量を増やす事が出来るようになる。MINIでも3泊を越えるULハイクなどにも十分対応が出来るようになると思う。


 
この時のハイクでは、シュラフと、ツェルト一式をこのStuff Pack XLに入れていた。
入れる内容は、その時々のハイクで代わり、食料やストーブ、鍋やレイン関係を入れる事も多い。シュラフと、ツェルト一式をこの時入れていた理由は、前日のキャンプで、結露でシュラフやツェルト一式が湿って濡れていた為、ハイクしながら乾かし、乾いた所で、このStuff Pack XLに入れて使っていた。ハイクに応じてすぐに出し入れしたい荷物を入れて使うのに便利だと思う。


 ジプロックに衣料品関係を入れる。

衣料品関係等は最近はジプロックに入れる事にしている。着替えとハイク中に使う内容と二つに分けて、ハイク中に使うウインドシャツやウインドパンツ、手袋等は、外ポケットに入れるようにしている。スタッフザックと違い防水性が高いので、雨が降っても安心出来る。

 内部のパッキング

この時はU.L.Pad15+を175cmにカットして、折りたたみ背中側に入れた。
折り畳まれたパッドはフレームの代わりとなる。余ったスペースに、着替えや食料、インナーダウン等を入れた。年内中に山と道パッドは、現状の200cmだけでなく175cmのサイズを販売する予定。ふかふかでは無いけれども、奥穂高の岩場でも寝心地は悪くなかった。


 フロントポケット中身

 レイン関係一式、行動食予備、小物一式、行動着一式等を入れている。
ジプロックを上手く使いこなす事をお勧めしたい。大、中、小と様々なサイズがある。食料や小物、衣料、ゴミなど様々な荷物を仕分けて使う。

今回の装備はロープウェイに置かれている秤で測った所、水を含めてのパックウェイトは7.5kgだった。MINIが背中に密着して最高に気持ちよく使う事が出来た。

後もっていけば良かったものとして...


耳栓

夜中に風でツェルトがバタバタとうるさいので、いっその事耳栓を持ってくれば良かったと後悔した。また、星空を撮りたいのか、僕のツェルトのとなりに、夜通し自動でカメラを撮り続けるようにセッティングした人、夜通し鳴り続けるカメラのシャッター音がうるさかった。アルプスのせまいテント場でラジオをかけている人とか、宴会をしている人とか、深夜3時頃にアラームが鳴るとか...色々とありますので、耳栓は必須かもしれません。