7.21.2016

山と道 鎌倉 Factory Shop オープンしました。



山と道 鎌倉 Factory Shop 

毎週土曜日のみオープン
(不定休)

混雑等を避けるために当分の間予約制となります。
予約はコチラのページからお願い致します。

オンラインショップに無い商品も一部在庫して販売しております。

creative direction:
Akira Natsume(yamatomichi)

interior design/planning:
Shingo Abe (SMILIES)

construction:
Yusei Matsuda(NICE GRAGE Inc.)

self construction:
Akira Natsume(yamatomichi)
Yusuke Kurosawa(yamatomichi)



クリエイティブディクレション:
夏目 彰(山と道)

インテリアデザイン/設計:
阿部 臣吾(スマイリーズ)

施工:
松田 有生(株式会社ナイスガレージ)

自社施工
夏目 彰(山と道)
黒澤 雄介(山と道)



平日は工場と事務作業を毎日行っておりますので、
ご予約なしのお客様はお断りしております。


ファクトリーショップは三層構造になっていて、これは3層目からの景色。2層目が事務作業。映画とか漫画でみていた工場は、工場の生産ラインを見渡せるような高い位置に工場長のデスクがあって、事務作業をしているイメージだった。僕もそんな雰囲気にしたくて階段であがる二層目に事務デスクをおいています。ちょっと高さが変わるだけでも視界がけっこう変わります。




 
制作中の試作品なども飾っています。







電動で昇降するメッシュハンガーラック。


 ミシンは三台。一部商品の制作と、試作品の製造、修理などを行っています。


 これまでのハイキングの写真や友達の絵を飾ってます。




 山と道の表札は伊勢神宮に発注。



去年の12月に契約をしてから完成まで半年かかった事になる。
素人仕事でも少しでも工事に関わりたいのと、作りながらどうしていくか考えていきたいので、どうしても時間がかかってしまう。まァそれでいいかなといつも思っているんだけど...

もともとは、自分が通っていた1000円で切ってもらえる床屋だった。予約も無く、いつも行ってはソファで自分の順番になるまで本を読みながら時間を潰していた。一人でやられていた床屋さんで、何も話しかけてこないし、静かにいられることを気に入っていた。あと、その場所の雰囲気もとても気に入っていて、こんな場所で山と道をやれたらいいなと密かに思っていた。ある日髪をきりにいつもの床屋にいったら、閉まっていて、不動産屋の張り紙が貼ってあった。その張り紙をみて、すぐに電話をして、あまり深く考えないで契約を行った。契約後に自分が勝手に考えていた床面積と実際の面積が違っていた事に気がついた。思っていたよりも大きいならいいけど、小さかったという方だったので、しばらくどうしようかと考えていた。はじめからロフトを作るというアイデアはあったけど、そのアイデアだけでは床面積が足りない。それで電動の昇降式のハンガーラックを導入したりと、高さのある空間をふる活用する事にした。奥の天井を抜いたところ、予想以上の天高をとることが出来て、結果、狭い空間に3層構造の元々の床面積の二倍近くの空間を作る事が出来た。

山と道を立ち上げていたときから、路面でファクトリーショップを作りたいなと漠然と考えていたから6年目にしてようやく念願がかなったことになる。

一緒に新しい事にトライしてくれた臣吾くん、大工の松田さん、ペンキを作ってくれた小林さん、水道工事のカマちゃん。その他関わってくれた人たち。本当にありがとう。すっごく大好きな空間が出来ました。また何かしらちょこちょこいじっていくと思いますので、そのときもお世話になります。

5年目を終えた山と道はこれから新しい道に入っていきます。鎌倉ファクトリーショップのオープンが一つ目。二つ目に京都に電気くんことPLANT LAB東さんと一緒に「山食音」という空間をこの夏から秋にかけてオープンします。実質的に山と道の二号店目がその空間に入ります。PLANT LABのミールスと山道具と、野外マスタリング録音の専門店。小さなイベントを行っていく事も出来る空間です。場所は京都の左京区、大文字山の入口になる出町柳駅の近く。こちらも乞うご期待!

三つ目に新しいWEBメディアをライターでカメラマンの三田さんと一緒に立ち上げて行く予定です。また新しい事が決まったらお知らせしていきたいと考えております。
今後共山と道を宜しくお願い致します。


山と道 夏目