2.22.2014

グレイトヒマラヤトレイル 

4月にグレイトヒマラヤトレイルをセクションハイクしてくる予定です。

虹色のグラデーションの太い道がハイルート。下の点線がロールート。
赤丸のあたりを歩く予定。

グレイトヒマラヤトレイル(以下GHT)はネパールを東西に縦断するハイルートとロールートの二つのロングトレイルから成り立っています。このトレイルの正式オープンは2011年。

ハイルート(リンク先に行程表とルートの説明があります。)は、3000m~5000mのネパールの山脈を越えていく1700kmのロングトレイルです。 最高標高は6146m スルーハイクするのに通常約5月間ほどかかるようです。
ロールート(リンク先に行程表とルートの説明があります。)は、 ネパールの山脈を見上げながらネパールの村々を繋ぎ、ネパールの文化に触れながら歩くロングトレイルです。平均標高2000m、最高標高は4519m スルーハイクするのに通常100日間程のようです。

 オープン当初の2011年にはShawn Forry (trail name Pepper) と Justin Lichter (aka Trauma)(トレイルズでトラウマのインタビューが読めます。)の2人はアッパールート1700kmを57日間(!)でハイクしています。
ここで、Shawn ForryのGHTのインタビューが読めます。





オレンジのトレイルがハイルート、左下の緑のトレイルがロールート。それぞれのトレイルを黄色のトレイルが繋いでいる。スルーハイクだけでなく、ハイルートとロールートを繋いで歩いたり、様々なルートをGHTwebサイトでは紹介をしています。

僕たちはハイルートを、マナスルサーキット、アンナプルナサーキットを繋いで歩いてくる予定です。途中5000mを越える峠越えが二カ所あります。カメラマンでありライターのM氏、今後GHTを日本に紹介していきたいと考えておられるN氏、現地で山岳ガイドをされていた方や、この地域の山岳を何度も歩いてきたお客様(MINIがエベレストの頂上にまで行ったと伺いました!)から山の情報を色々と伺いながら、今回のハイクのイメージを少しづつ固めています。約15日間程のハイクになりそうです。皆様ありがとうございます!!

今の所心配なのが山賊と5000mを越える峠越えです。
ネパールの山には山賊が出るようです...。M氏は、実際に夕暮れのトレイルで大き蛮刀を持った山賊に襲われています。5000mの峠越えはテクニカルなルートではないようですが、春でも天候が悪くなればいつ吹雪になってもおかしくない標高です。高山病、天候、残雪...。どんな装備で歩きにいくか悩みつつも楽しんでいます。




とりあえずまずはGPSの入手。ちょっと高いけど、iPhone用のデジタルマップをwebで販売している会社を探し出し購入。地図を乗せるアプリが、また別の会社のアプリ(ロシア製?)で、落として動かせるまでに時間がかかった。今使い方を勉強中。

出発は3/28 帰国は4/22の予定です。