加藤文太郎、ビヨンドさんをはじめとした関西のブロガーの方々のフィールドだった六甲には、前から一度歩いてみたいと考えていた。タクさんに、お勧めのトレイルを教えていただき、初日は、
ビヨンドさん、パンダマンさんに地獄谷というバリエイションルートを案内してもらった。
*フェイスブックの内容とほぼかぶってます。
地獄谷は、沢沿いのコース。慣れないyumiのバックパックをビヨンドさんに背負っていただきました。
慣れないyumiもおもしろがってついていく。
靴を濡らしながら、沢を上がっていく。
地獄谷を登ると、関西の展望が一望
沢の次は、花崗岩の面白い場所。
ピラーロック 日本では無いような。途中、クライミングの練習場所がちらほら。
左から、ビヨンドさん、パンダマンさん、yumi
スカイハイマウンテンワークスから60分〜90分ぐらい。
こんなに近くてこんな場所があるスカイハイマウンテンワークスの立地に驚く。
池もある。
水汲み場で、一休憩 ビヨンドさん&ONE
夕暮れに近づき、ビヨンドさん、パンダマンさんと分かれた。本当に面白い人。ふと寂しくなる。
山頂付近で、今回初のローカスギア クフタイベックを張る。カーブがきれい。
二人ではけっして広くは無い大きさだが、軽さだけでなく、プロダクトとして魅力に感じるものがある。
タイベックは、去年、自作のビビィを作り冬山で試してみた。その時にタイベックの濡れてもさらさらに乾く感じとか。透湿性など、何か素材としての魅力をとても感じる事が出来た。それは、日本の湿度が高く、雨の多い環境化にとても合っているのではないかという期待感もある。MSRのツインシスターズは、とても好きではあるが、コーティングの処理など、日本には少し向かないのではないかと以前から少し感じてはいた。これから試していく事で、その答えを感じ取っていきたいと思う。テントの中から見ると、タイベックという(紙)で出来ているからか、和紙のような繊維が、光を通し、障子のような雰囲気がある。見た目からはまったく和を感じる事は無いが、そのギャップが面白い。購入をするお客さんに特別にアナウンスをしているというA型フレームは今回使用しなかったが、いつか使ってみたいと思う。
夕暮れ過ぎから、雨と風が出てくる。展示会に入る直前に製作したアルミ製のトレッキングポールが、テントポールとしての強度が足りずに、グリップ部分が曲がる。2本のポールを細引きでつないで、どうにかポールとしての強度を確保。超超ジュラルミンという航空機にも使われている素材ではあったのだが、アルミの長所、短所、カーボンの長所、短所、何かが見えたような気がする。
翌朝は、霧につつまれていた。六甲山頂方面へ進む。
山頂付近から、六甲全縦路とつながる。道路をまたいでのトレイル。タクさんには、さらにバリエイションルートで白石滝をつなぐトレイルを紹介いただいたが、この霧と、また登り返す事を考えて、今回は全縦路を歩く事にした。下界は多分晴れているのだろう。
途中、いかした喫茶店?があった。入口の像
穂高湖 ようやくこのあたりから、また良くなっていく。途中サウスロードに入る道が分からなかった。
シェール道 川を渡る事が多い、沢沿いの道。
森林管理道 途中、yumiがトレイル脇に眠る、二匹のイノシシの子供(うりぼう)を発見する。
途中までずっと自販機があったので、水配分を甘くみていた。途中からまったく見当たらず、水が不足してきたので、森林管理道から、洞川湖へ抜けて下山した。下山後、すずらんの湯に入った。けっして悪くは無い温泉だとは思うのだけど、タクさんに連れられたおとめ塚温泉と比べると歴然の差....。
展示会準備も一段落して、雨の中とはいえ、山の中で眠れたのはとても良かった。
途中、何度か風でテントが揺れる音で目を覚ました。でもすぐに眠る。雨も風も、全てが気持ち良い。
ずいぶんと自分も山に慣れたものだと思う。
温泉に入ってから、スカイハイマウンテンワークスに帰り、その日は、3Fのショウルームに泊めていただいた。何から何かまでお世話になりました。また六甲には行きたい。